嗅覚順応について

Last Updated on 2020年8月26日 by caorimaison









以前よりも香りが弱くなったように感じるので、強くして欲しいというお声をお客様から伺うことがあります。

香りが弱く感じる原因として「嗅覚順応」であるケースが多くあります。

目の暗順応と同じように嗅覚順応があります。

例えば、フェニルエチルアルコールのようにバラなどのお花によく含まれる香料の場合、中程度の濃度までは感覚量も正比例に増えるのですが、中程度以上に濃度を強くしても感覚量が余り増えません。
これをフェヒナーの法則というそうです。

一方、アンモニアのような刺激臭は濃度が濃くなるほどに、感覚量も増えます。
逆に言うと、濃度が下がれば感覚量も急激に下がります。
下記はイメージ図になります。

したがいまして、AirQで噴霧量を2倍にしたからといって、2倍強く香りを感じる訳ではありません。

香りを弱く感じるかなと思ったときは、香りの種類を変更すると、
より香りを感じやすくなります。

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