海外のホテルに関する香りマーケティングを紹介します。
大手ホテルチェーン、インターコンチネンタルホテルズグループでは、
ブランドにより異なる顧客層に合わせて、ブランド別に香りを展開しています。
例をあげると、
・Holiday Inn
シトラス系のホワイトティーにシソ、 ハーブ、ウッド、ムスクの香り
・Holiday Inn Express
グリーンティーに芝生やシトラスの香り
・The InterContinental Boston
イランイランにジンジャーの香り
・Hotel Indigo
シュガークッキー、ラズベリーアップルマーマレードなど、四季により香りを変える
Holiday Innでは2007年に約10億ドルの予算を投じ、ブランドの再建を行いました。
営業成績の悪いホテルの統廃合や人材教育、そしてオリジナルの香りの開発です。
ブランドの世界観や一貫性をお客様に伝える手段の一つとして、
オリジナルの香りが役に立つかもしれません。
ちなみに、AirQを導入している海外のホテルと導入した香りの種類を挙げると、、
W Hotel / 香港 / オリジナルの香り
Sofitel / モントリオール / オリジナルの香り
Grand Hyatt / 北京 / Green Tea
Mandarin Oriental / 香港 / Lime Blossom
Four Seasons / ベイルート / Lotus Flower
ホテルによって、ロビー、エレベータホール、客室、廊下など設置場所は様々です。