業務用アロマディフューザー比較のポイント

Last Updated on 2022年2月17日 by caorimaison

今から10年前に業務用アロマディフューザーのメーカーというと、
アメリカの企業が3社、日本の企業が2社くらいでしたが、中国系メーカーによる参入が増えてOEM生産が活発になりました。

結果的に業務用アロマディフューザーのレンタルサービスをする企業数が増え、
お客様の選択肢が増えたことは良いことですが、何を基準に選んだらよいかお悩みの方がいらっしゃるかと存じます。

特に導入検討台数が多いと、各社の営業マンが一生懸命プレゼンするので、コンペの企業数が多ければ多いほど、選定に迷いが生じると思います。そこで、私が選定する立場であれば何を重視するか考えてみました。

お勧めの選定ポイント

1,在庫で持っているフレグランスの種類数

最初は「この香りがいい」と言って利用したものの、途中で香りの種類変更をしたくなった際、
香りの選択肢が多ければ多いほど、希望の香りにあたる確率は高くなります。
その際、どれだけ多くの種類の香りを在庫で持っているかというのがポイントです。

webやプレゼン資料には沢山の種類の香りが掲載されていても、
業者としては回転しない在庫を持たないよう、良く出る香りに絞っていて
在庫で持っている種類は全体の1/2や1/3という話を聞くことがあります。

2,不具合発生時の対応

「良品交換します」「なるべく早く対応します」といった曖昧な回答ではなく、
不具合時の対応がwebや契約書に具体的な表現で記載されているか確認することをお勧めします。

3,メンテナンス頻度と質

メンテナンス頻度は高い方がベターです。しかし、頻度が高いだけではダメで質も大事です。
メンテナンスの質を見分けることは難しいのですが、業者の体質として誠実で正直かということに尽きると思います。
誠実で正直な業者であれば、メンテナンス時に不具合の兆候を掴んで対策して、報告してくれるはずです。

もし、値下げと引き換えにメンテナンス頻度が下がるのであれば、値下げしないほうが良いかと思います。

4,新規顧客の流入経路
各業者で営業手法は異なりますが、新規契約のうち既存顧客の増台や既存顧客からの紹介の割合が高い業者は
お客様満足度が高いことを表す一つの指標です。

b to bの取引だと、口コミサイトのようなものが無いので、上記の項目が業者選定の参考になれば幸いです。

一般的に重視しがちなポイント
・「総代理店」や「導入台数No.1」
→「総代理店」や「導入台数No.1」と聞くと安心できそうな気がしますが、
 総代理店というのは単なる立場であり、導入台数No.1は契約数の単なる数字です。
 お客様が得られるベネフィットに繋がるものではありません。

・有名企業の実績の羅列
→有名企業の実績が沢山あったとしても、導入先が積極ロイヤルなのか消極ロイヤルなのかは分かりません。
 つまり、積極的な理由で取引しているのか、理由なく前任者からの慣例で取引しているのかといったことまでは分からないため、実績の数だけで判断するのはお勧めしません。
 
 実績が豊富ということは、営業力や宣伝力が高いことではありますが、サービスの質を担保するものではありません。

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