高層オフィスビルにAirQ(米国の事例)


テキサス州ニューストンにある、Greenway PlazaというオフィスビルにてAirQが導入された。

総床面積が500万平方フィートということで、グラントウキョウノースタワーの約2倍の総床面積があるビルである。

空調室に取り付けるタイプのディフューザーが採用され、
館内の空調の吹き出し口から香りを漂わせている。

Prolitec社が契約している調香師のRaymond Mattsが調香を行った。
フレグランスはレザー、ベルガモットにスパイシーさを加えた香りである。

引用:AP NEWS

ローズの香りで事故防止

イギリスのサセックス大学によると、ローズの香りで
運転手が危険に対する反応が早くなり、事故が減る可能性があると発表した。

同大学の研究者が、運転シュミレーターの運転席に事故につながる
ものが道路に飛び出したときにアラームの代わりで香りが出る装置を取り付けて、テストを行った。
ローズ、レモン、シベットの香りのうち、ローズが最も効果的で、
事故が64%減ることが分かった。

視覚よりも嗅覚のほうが早く脳に到達し、反応が早いことがこの実験で実証されたと
Dmitrijs Dmitrenko教授が話している。

普段から車の中で芳香剤を置いていると、鼻が香りに慣れて、
香りによるアラームの効果は薄れる可能性があるとのことだ。

引用 : Daily Mail UK

上映前広告にシナモンロールの香り

家族での団らんの機会が増えるクリスマス・年末に向け米国の菓子メーカーである
Pillsburyが映画館で香りを使ったプロモーションを行っている。

アメリカの映画館25カ所にて「The Grinch」など家族向け映画の上映前広告で
シナモンロールの香りを噴霧させて、同社の冷凍のシナモンロールの生地のプロモーションを11/23~開始した。

広告で流されている動画について↓

母親が子供とシナモンロールを作りながら、自分の子供時代を回想して、最後に商品が登場する。
プルースト効果を生かして、映像で過去を振り返らせながら、
嗅覚で見ている人にも過去を振り返らせているようだ。

引用 : adage.com

空港でのAirQ導入事例


日本の空港ではラウンジやお手洗いにAirQを導入しているところがあるが、
ハンガリーのリスト・フェレンツ国際空港(ブダペスト空港)では、セキュリティーチェックを行うスペースでAirQを利用している。

McKinsey&Companyによると、旅行客が感じる空港での不満の上位10個のうち
4個がセキュリティーチェックに関わってくるという。

ブダペスト空港では、長期のトライアルを経て、長い行列での待ち時間のストレスを軽減するためにAirQの導入に至った。

クイーンズランド工科大学(オーストラリア)のマクドネル教授の論文にあるように、
香りには時間知覚を短く感じさせる効果があるようだ。

引用:prolitec.com

嗅覚の病気:ファントスミアについて


アメリカ国立衛生研究所(NIH)によると、アメリカ人の40代で15人に1人がファントスミアの疑いがあると発表した。
ファントスミアとは、そこに臭いがないのに髪の毛が燃える臭いや腐った食べ物の臭いがする病気である。

2011年~2014年の間に40代以上の7417人を被験者としてファントスミアの調査を行ったところ、
40台~60代の特に女性に割合が多いことが分かった。
女性の方が成人期の嗅覚が鋭いため、ファントスミアにかかるリスクが高いという。

NIHにて研究するジュディス・クーパー氏によると、臭いに関する病気は軽く見られがちだが、
食欲不振になったり、ガス漏れや腐った食べ物の臭いが分からくなったりするなど生活に大きな支障があると語っている。

本調査を行ったベインブリッジ博士によると、ファントスミアの原因は未だ解明されていないと話している。

引用:health line

昆虫の嗅覚受容器を応用したセンサー


ニュージーランドのPlant & Food Researchに所属するアンドリュー博士が昆虫の嗅覚受容器を応用したセンサーのプロトタイプを開発し、BNZ Supreme Awardという現地のハイテク企業の研究に対するコンテストで優秀賞を受賞した。

昆虫の嗅覚受容器は天然の匂いから人工的な匂いまで幅広く、僅かな匂いでも感知することができるのが特長だ。
アンドリュー博士のチームはこの特長を生かして、極少量の揮発性有機化合物を検知できるセンサーを開発した。

今後は、病気の早期発見、食べ物の検査など幅広い分野での応用を見込んでいる。

引用: NZ Herald

香水ベンチャーが$18.6M調達



ニューヨークを拠点とする、香水ベンチャーのScent birdはシリーズAラウンドとして、
$18.6Mを調達した。

Scent bird社は4年前に設立され、現在ではサブスプリクション型の
香水の販売で25万人の顧客を抱える。

サービス内容は、月額$14.95で500種類の中から好みのフレグランスを毎月選ぶことができる。
顧客が自分の好みをweb上に入力すると、独自のアルゴリズムにより
お勧めの香水を表示してくれる。

前期の売上は2.1倍に伸びたということで、今後の成長が見込まれるベンチャーである。

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