ジョージア州オーガスタという人口約20万人の都市を中心に30店舗展開する「スプリントフーズ」というコンビニチェーンが全店でProlitec社のAirQを導入した。
香りはスプリントフーズのブランドカラーをイメージさせる「バーベナプロバンス」が選ばれた。
2017年からテストとして3店舗で導入を開始したところ、顧客及び社内から良好な反応が得られたため、
全店舗での導入を決定した。
Prolitec社によると、他の小売事業者でコーヒーの香りを噴霧したところ、買い物客の滞在時間が増え、
売上も5%増加した例があると語っている。
米国の小売では、スプリントフーズ以外にもウォルマートの一部店舗のエントランスでもAirQが導入されている。
日本のコンビニは約56,000店舗あり、うち上位3社のシェアが9割を占める。
アメリカのコンビニは15万3000店で65%以上が個人経営を含む10店舗以下の事業者である。
米国内ではコンビニのブランドが沢山あるため、スプリントフーズは差別化するために香りマーケティングを導入した。
ブランド間での競争が激しい業界では、認知や顧客ロイヤルティを上げためにも香りマーケティングは有効だといえる。
引用:csnews.com