マーケティング調査会社のNPDグループによると、米国でのフレグランスの1年間の売上のうち感謝祭からクリスマスにかけての期間が35%を占めている。
小売店での販売のうち1/3は店内で嗅いだサンプルに影響されて購入に至っているが、
今年に限ってはコロナの第三波の時期と重なり、百貨店への客足が例年の30%~50%減となっている。
結果として、フレグランスの各ブランドはsnsなど視覚的に香りを伝えるマーケティングを強化している。
例えば、ロレアルグループはPinterestと組んで、ユーザーが性別や好みの空間やファッションスタイルを元に好みのフレグランスを探せるツールを提供している。
そのツールから傘下ブランドの”Armani Beauty”, “YSL Beauty”,”Viktor & Rolf”などの商品ページを紹介している。
グッチブルームはSnapchatとARキャンペーンを11月29日から展開した。バラの庭園で5つのフレグランスを探す迷路ゲームで、ユーザーにゲームの世界観を通して商品を伝えるというものだ。
SnapchatのAR部門のリーダーによるとコロナにより多くのブランドがARを使ったマーケティングに投資を加速していると話している。
引用 Glossy.co