体臭を軽減するボディースーツ

体臭を軽減するボディースーツ

ロンドン芸術大学院生でデザイナーのロジーさんがゲント大学(ベルギー)の生物学者のクリス教授と協力して、体臭を軽減するボディースーツ「Skin II」の試作品を開発した。

体臭の原因は汗ではなく、皮膚に常在する悪玉菌が嫌な臭いを放つ脂肪酸やアンモニアを発生させている。

両氏が開発したボディースーツの繊維には皮膚に存在する善玉菌を包接しており、体臭を軽減することができる。
また、消臭だけでなく、皮膚細胞の代謝を促し、皮膚の免疫システムにも良いというメリットもある。

スーツ自体が消臭するので、頻繁に洗濯をする必要がなく、
30度の水で洗濯しても善玉菌は生き延びる。

ロジーさんはこの技術を生かして、今後様々なスポーツウェアに展開していきたいと話している。

引用:reuters.com