スイスの香料会社、ジボダンがAIIを使って調香し、ロボットによって即席のサンプルを作ることができるシステム、「Carto」を今年の4月から導入した。
Cartoはタッチスクリーンで視覚的なアプローチを用いて調香師が新しい香りの組み合わせを試すことを可能にしている。
また、インスタント・サンプリング・ロボットによって、従来の手法とは比較できないほどの早さで試作品を生産することができる。
ジボダン社の全てのフレグランスクリエイティブセンターに同システムが配備される予定で、導入済みのセンターからは有望な結果が得られている。
試作の過程で調香師が香料を測量して、自分の手でブレンディングしていた単純作業の時間を省き、よりクリエイティブな仕事に時間を割くことができるようになった。