アメリカ国立衛生研究所(NIH)によると、アメリカ人の40代で15人に1人がファントスミアの疑いがあると発表した。
ファントスミアとは、そこに臭いがないのに髪の毛が燃える臭いや腐った食べ物の臭いがする病気である。
2011年~2014年の間に40代以上の7417人を被験者としてファントスミアの調査を行ったところ、
40台~60代の特に女性に割合が多いことが分かった。
女性の方が成人期の嗅覚が鋭いため、ファントスミアにかかるリスクが高いという。
NIHにて研究するジュディス・クーパー氏によると、臭いに関する病気は軽く見られがちだが、
食欲不振になったり、ガス漏れや腐った食べ物の臭いが分からくなったりするなど生活に大きな支障があると語っている。
本調査を行ったベインブリッジ博士によると、ファントスミアの原因は未だ解明されていないと話している。
引用:health line