昆虫の嗅覚受容器を応用したセンサー

ニュージーランドのPlant & Food Researchに所属するアンドリュー博士が昆虫の嗅覚受容器を応用したセンサーのプロトタイプを開発し、BNZ Supreme Awardという現地のハイテク企業の研究に対するコンテストで優秀賞を受賞した。

昆虫の嗅覚受容器は天然の匂いから人工的な匂いまで幅広く、僅かな匂いでも感知することができるのが特長だ。
アンドリュー博士のチームはこの特長を生かして、極少量の揮発性有機化合物を検知できるセンサーを開発した。

今後は、病気の早期発見、食べ物の検査など幅広い分野での応用を見込んでいる。

引用: NZ Herald

スマホで匂い認識技術


Nanoscent社(本社:イスラエル)はスマホで匂いを認識できる外付けデバイスおよび
アプリを開発しているスタートアップ企業である。

同社の技術は既に乳牛の妊娠を匂いから検知したり、刑務所で匂いによるドラッグテストなどで
利用されている。

現在は、匂いを使った異性とのマッチングアプリを開発中である。
1年以上交際もしくは結婚しているカップル100組から
3000-4000の体臭のサンプルを採取し、匂いの相性をAIに学習させている。

共同創業者のガブリエリ氏によると、
匂いを最新技術と結びつけることは未開拓の領域が多く、
アプリなどを通じて様々なサービスを模索していると話している。

引用:The Times of Israel

CESにAgan Aroma社が芳香機「Moodo」を出展

イスラエルの香料会社、Agan Aroma社が先週まで開催のCESに自社のフレグランスディフューザー、「Moodo」を出展した。

「Moodo」は、4つの香りのカプセルをセットし、それぞれの香りの強さをスマホのアプリや
Alexaを介して設定し、香りをミックスして楽しめるというディフューザーである。

ユーザーが自分で設定した香りのブレンドの設定をアプリ上で保存したり、SNSを通じて友人とシェアしたりすることもできる。

4つのカプセルは4個1セットで$29.95で販売され、
“The Gardens Of Kanazawa”といった和風系のセットも含め、6種類のセットを販売している。
本体価格は、バッテリーなしタイプで$209である。

引用:Engadget

匂いセンサー開発に$18M調達

ネバダ大学発のベンチャー企業である、NevadaNanoはシリーズBとして
$18M資金調達した。

NevadaNanoは「Digital Scent」を開発している企業である。

「Digital Scent」とは、
複数のMEMSセンサーを合わせて、幅広い種類のガス(匂い)を検知、計量し、
検知した情報をIOTで制御するシステムである。

例えば、農業において果物や野菜が発するガスを検知して、
収穫期の時期をマネジメントしたり、ヘルスケアでは人体が発するガスを検知し、
健康状態やストレスレベルを測定したりすることが可能である。

他にも、防火対策やセキュリティ対策などの分野でも応用が見込まれている。

引用 : Nevada Today

「Aera」、「Alexa」で制御可能に

Prolitec社より米国で昨年発売された家庭向けフレグランスディフューザー、「Aera」は
amazonの音声認識デバイス「Alexa」を介し、制御できるようになった。

これまでは、スマホの専用アプリからの制御であったが、Aera用のアプリを有効にすると、
音声で電源のON, OFFや香りレベルの変更、設定レベルの確認が可能になる。

引用: Business Wire

塵芥車用の芳香装置


生ごみから発する臭いをフルーティーな香りに変える収集車用の芳香装置、「デオマジック(R)」を来月発売。

ゴミ収集に携わる方々の労働環境の改善目的で
新明和工業株式会社、シキボウ株式会社、山本香料株式会社、凸版印刷株式会社が共同開発した。

塵芥車庫内に装置を取り付け、濃縮液を水で希釈したものを散布する仕組みだ。

生ごみは気温や内容によって臭気が異なるため、収集現場で臭いを採取し、
試作検証を繰り返した結果、アンケートで91%が良い香りに変化したと回答した。

引用:PR TIMES

ビルゲイツの財団、悪臭問題に取り組む


途上国では、5歳未満の800,000人の子供が不衛生な環境のため、下痢や肺炎など亡くなっている。

1年間に数百万もの新しいトイレが毎年新設されているが、悪臭のためトイレを使用せず、
結局外で用を足すをため、衛生環境が改善されないところが多数ある。

トイレの悪臭問題を解決するため、
ビルゲイツ夫妻が運営する基金と香料会社のフィルメニッヒが
鼻にある悪臭を捉えるレセプターをブロックするフレグランスを開発した。

人の鼻には350もの匂い捉えるレセプターがあり、その中の一部が不快な臭いに反応する。
フィルメニッヒの研究者は悪臭を捉える一部のレセプターが感知しないよう、
ブロックするフレグランスを開発した。

開発チームはインドとアフリカでスプレーやパウダーなど、効率的に運用していく
手段と方法を試験している。

引用元: Dailymail