今回は汐留美術館で行われている【香りの器 高砂コレクション展】に行ってきました。
高砂香料工業が所有している器が240点ほど展示されています。
会場内は大きく2つのエリアに分かれています。
1つは”異国の香り”で、紀元前3000年頃からなる古代ギリシア、ローマの香油壺や
19世期からのアールヌーヴォー、アールデコの作家によるガラス工芸品等の西洋の香りエリアです。
2つ目は”日本の香り”で、6世紀以降にはじまった香り関係する薫物合わせや
伽羅枕、伏籠、組香などの日本の香りエリアです。
古代ギリシアの香油壺からはじまり、香りの歴史が紀元前3000年前から
ある事に驚きでした。
ルネラリックの作品「りんごの花」は、実際に香りが伝わってきそうなとても繊細で美しい作品でした。
今も有名なディオールは、1948年代にバカラに製造を依頼し、
記念品の香水瓶を出しています✨
現代でも繊細なディオールの香水瓶は、昔の名残りも感じます????
昔からの美しく、芸術性の高い香水瓶の歴史があって、
今の装飾に活かされているんだと感じることが出来ました。
香りの歴史を知りたい方、西洋と東洋(日本)の香りの
変化の仕方をくらべたい方、ガラス等の芸術に興味のある方は
3月21日(日)まで開催されているので、是非行ってみてください。