久々に良い本に出会えたので本の紹介をします。
“世界「失敗」製品図鑑”です。
本書では20の製品やサービスの失敗事例を挙げているのですが、一番印象に残ったのはフォードの「エドセル」です。
フォードが「エドセル」という新車種開発のため莫大な予算をつけて、マーケティングやデザイナーなど様々な道のプロが取り組み、
マーケティング的に正しいことを正しく行うのですが、短期間で多額の損失をだし失敗に終わります。
失敗の要因や詳細については是非本を読んでみてください。
どの事例も失敗をしてからその敗因とその失敗が次の成功へどう繋がっていったか記述されている点が面白いです。
因みにフォードの「エドセル」の失敗は後の「マスタング」に繋がります。
失敗しても失敗した経験をきちんと分析して、
失敗を金に換えるまで挑戦し続ける姿勢の大事さが分かります。