中川政七商店さんから学ぶ

先日のカンブリア宮殿に中川政七商店さんが取り上げられていました。
自分の故郷である奈良県に本社がある企業とあって、興味を持って見ました。

中川政七商店さんについては、会長の中川さんの本を2冊読んだことがあるので、
事業内容は大雑把に知っていたのですが、
番組最後の社長の承継についての考えに感銘を受けました。

3年前に同族外の千石さんが社長の後任になられたのですが、
中川さんが社長から会長になることについて社員からは驚きの声が少なかったそうです。

中川さんなりに分析すると、
社長に仕えているという考えではなく、会社のビジョンに仕えているという考えの社員が多いため、
会社のトップが代わっても、会社のビジョンが変わらないから自分たちのやることも変わらないので、
驚かなかったのではと話されていました。

ビジョンであったり、サービスの方針が社内でしっかり共有されている組織は、
今までにない事が起きても自分で考えて、上手に対応できるのだと思います。

弊社のwebサイトの会社概要にはビジョンを記載していないのですが、
社員一同以下の2点を肝に銘じて事業に取り組んでいます。

1、「お客様をがっかりさせない」

2、「香りのことなら安心して任せることができる会社にしたい」