コロナを機にリモートワークを取り入れた企業が増えましたが、
日経新聞の調査によるとリモートワークによって生産性が上がったと答えた人は約1万件の回答のうち、約3割だそうです。
移動時間を節約できるのでもっと生産性が上がったと感じてもいいはずですが、
なぜ7割の人が生産性が変わらない又は下がったと答えたのか自分なりに考えてみました。
現地に向かわないと仕事にならない、
入社歴が浅く仕事の流れが分からない、
リモートワークを効率的にこなせる環境が整っていないというような理由もあるかと思います。
しかし、もっと根本的な理由を考えると以下の2つに集約されるのではと推測します。
1、上司が上位目的(方針)、目標、戦略をチームに共有できていない
2、各自の課題発見力や課題解決力が弱い
1、2を満たすことができない原因として今までの学校教育が大きいのではと、
「麹町中学校の型破り校長 非常識な教え」という本を読んで感じました。
小学生や中学生の子を持つ親向けの内容かと思いきや、
ビジネスマンにとっても沢山のヒントを与えてくれる内容です。
この本を読んで自分自身も社員が自ら考える機会を奪ってしまっているのではないかと反省しました。